SQL Server トランザクション分離レベル(読込時のロック回避)

トランザクション分離レベルの制御

SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL READ UNCOMMITTED
他のトランザクションでデーター更新中でも読み込みできる.
更新の途中で読み込んでしまう可能性があるので,例えば半分だけ更新されていて半分は更新されていないデーターを取得してしまうなど一貫性がないデーターになる場合がある(ダーティ リード).

SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL READ COMMITTED
データー更新か終わるまで待ってから読み込む.
読み込み中に他でデーター更新することは可能.
SQL Serverの規定値.

SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL REPEATABLE READ
データー更新か終わるまで待ってから読み込む.
読み込み中に他でデーター更新することはできない.
他で行を挿入することは可能.
必要なときだけ使う.

SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL SERIALIZABLE
データー更新か終わるまで待ってから読み込む.
読み込み中に他でデーター更新することはできない.
他で行を挿入することもできない.
どうしても必要なときだけ使う.

SQL Server 2005以降は以下のSNAPSHOTも使える.
これらは更新中も読み込みでき一貫性も保たれるが,
行サイズが大きく、更新の多いデータベースの場合は、
tempdb「Version Store」 の利用頻度増大や肥大化の悪影響がある.

(1)
READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
SELECTステートメント発行時点での正しいデーターを読み込む.
(ステートメント レベル)

(2)
SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL SNAPSHOT
トランザクション開始時点に存在したデーターを読み込む.
(トランザクション レベル)
ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION を ON に設定しておく必要がある.


参考:
SET TRANSACTION ISOLATION LEVEL (MSDN)
排他ロックにブロックされない読み取りの実現 (MS)
SQL Server でのスナップショット分離 (MSDN)