Intel Graphics Driver + マルチモニター環境でアクティブタイトルバーに勝手に出てくる矢印ボタンを消す方法

Intel Graphics Driver + マルチモニター環境では下図のようにアクティブタイトルバー右側に変な矢印ボタンが勝手に出てくる(最近のバージョンから出てくるようになった).

このボタンの機能は,これを押すとウインドウがモニター間で移動するというものだ.
シングルモニター環境では表示されない.
画面をコピーする時にこのボタンもコピーされては困るので消したいことがあるが,消す設定がどこにも見あたらない.
また,このボタンが原因ではないかと疑われる,ウインドウが閉じなくなる不具合も一部のウインドウでまれに起こる.

この機能は,hkcmd.exe(Intel Hotkey Command Module)で実現されているようで,hkcmd.exeを止めればボタンは消える.
Intel Graphicsのホットキー機能を使っている場合はそれも使えなくなるので注意.

・必要なときだけ止める方法
  タスクマネージャーのプロセスからhkcmd.exeを選んでプロセスを終了させる.

・ずっと止めておく方法
  「ファイル名を指定して実行」→「msconfig」と入力し,「OK」
  システム構成ユーティリティーが起動する.
  「スタートアップ」タブでhkcmdのチェックを外し「OK」を押す.
  再起動する.
  再起動後に次のような画面が出るのでチェックを入れて「OK」を押す.

  Intel Graphics Driverをアップデートするとまた復活してしまうので再度スタートアップを無効にする必要がある.